ロイヤル・カリビアン、家族向けプログラムを強化、全客船で実施

  • 2009年3月17日
 ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)はこのほど、子ども向けの「アドベンチャー・オーシャン・ユース・プログラム」を改善、家族向けのプログラムを強化した。新たに、ファミリー向けダイニング、子ども達同氏のランチ、乳幼児グッズのオーダーなど、6ヶ月以上の幅広い年齢の子どもを視野に入れたプログラムを設定し、全客船で提供する。

 家族向けダイニングオプション「マイ・ファミリー・タイム・ダイニング」は、子どもの食事を45分以内ですべて提供し、その後は大人だけでのデザートやコーヒーをゆったりと楽しめるようにしたもの。キッズプログラムの時間にあわせて申し込めば、スタッフが18時45分にダイニングの入り口まで子どもを迎えに来るので、その後、大人はゆっくりと食事を楽しめるようになっている。また、子供向けヘルシーメニューも開発。マイ・ファミリー・タイム・ダイニングと子供向けヘルシーメニューは、7月から実施する。

 このほか、終日航海日には3歳から11歳の子どもを対象に、ランチと遊びをセットにした「ランチ・アンド・プレイ」を設定。6ヶ月から1歳半、および1歳半から3歳の乳幼児には、ベビーフードやおむつなどのグッズのオーダーを可能にするプログラムのほか、午前中に小さな子どもと保護者が散歩できるエリアを設けたり、キャビンでベビーシッターが面倒を見るサービスなども開始する。また、子どもと10代向けのプログラム「アドベンチャー・オーシャン」を、従来の午前1時までから午前2時まで、時間を延長して実施する。さらに図書館にはファミリー・コーナーを儲け、子どもが本に熱中できる読書エリアを設けるなど、一部のパブリックスペースも刷新する。