済州航空、北九州/仁川線に定期便を運航−日本発初便はほぼ満席

  • 2009年3月16日
 済州航空(7C)は3月20日から、北九州/仁川線を週3便にて運航を開始する。7C北九州支店によると、日本発の初便が「ほぼ満席で、約1ヶ月先まででイン/アウトあわせて50%ほどの予約が入っている」となるなど好調だ。現在は円高の影響もあり日本発の需要が高く、若年層も比較的多いという。旅行会社によるパッケージツアーなどのレジャー需要をメインに、「初年度はイン/アウトあわせて約65%の搭乗率を維持していきたい」と意気込みを述べた。

 また、北九州市の人口が約100万人であることや福岡マーケットの需要も見込めることから、「福岡空港から韓国への訪問者数は年間約20万人。そのうち10%の人に利用してもらえれば」と期待を示す。さらに、北九州空港が北九州市内から車で約30分の距離に位置することや、空港施設料が無料であること、駐車場料金が1日390円程度であることも有利に働くと予想する。

 なお、3月20日、22日、25日、27日、29日のフライトに関しては、旅行会社向けに約20%値下げした料金を提示するなど就航キャンペーンを展開中だ。このほか、3月はじめには小倉駅で市や旅行会社などと連携したプロモーションイベントを開催するなど消費者への認知向上もはかっている。7C北九州支店では、「今後も旅行会社との商品造成に向けて営業活動を推進していく」として各社と協力して販売する考えを示した。


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