求人情報

正しくはCloakroomです、札幌市でお宿点検隊

 北海道運輸局は3月9日、札幌市内のホテル2軒で「お宿点検隊」を実施した。

 外国人旅行者に対するホスピタリティ向上に生かそうというもので、ホテルの専門家や外国人コンサルタントらが英語表記やサービスなどを点検した。また、翌10日には札幌市内のホテル事業者が参加して、点検をもとにした報告会を行った。

 報告会には札幌市内ホテル連絡協議会加盟の20ホテル中19ホテルから41人が参加するなど、外客対応の向上に関心の高さを示した。

 ホテルを点検した専門家からは、「この時期は雪に期待して訪れる旅行者が多く、彼らは雪に対して神聖なイメージを持っています。ホテルの玄関前の吸殻やゴミは旅行者をがっかりさせます」「レストランの英語メニューが正しいかもう1度点検してください」「点検したホテルにCloakと表示がありましたが、正しくはCloakroomです」などの指摘があった。北海道運輸局では4月頃までに報告書をまとめ、道内200軒弱の登録旅館ホテルに配布することにしている。

 北海道には過去5年で2.5倍の年間71万人の外国人が訪れている。


情報提供:トラベルニュース社