埼玉だって観光です 埼玉トラベルマート開く

 旅行商談会、「埼玉トラベルマート」が2月19日、東京・平河町の都道府県会館で行われ、旅行会社やメディア、埼玉県内の観光施設など、それぞれ50社程度が参加した。

 埼玉県の観光素材を旅行会社や旅行雑誌、旅行ウェブサイトにアピールしようと、埼玉県産業労働部観光振興室の主催で行っているもので、今回が4回目。県内の観光協会や観光施設、宿泊施設が旅行会社のテーブルを回り、1面談10分程度のなかでアピールを繰り返していた。

  埼玉県では、3月から9月まで放映される、NHKの連続テレビ小説「つばさ」効果に大きな期待を寄せている。「つばさ」の舞台となる川越市は「小江戸」、蔵の街として知られ、年間観光客数は約600万人。「つばさ」効果で観光客が250万人増えるとの予測もあり、埼玉県では、川越に来た観光客に周辺エリアへ足を伸ばしてもらうチャンスと期待する。トラベルマートでも川越を中心とするモデル周遊コースを紹介するなど力を入れていた。

 JTBグローバルマーケティング&トラベル、HISエクスペリエンス、JAPANiCANなど、外国人旅行を専門に扱う旅行会社やウェブサイトの出席も目立った。


情報提供:トラベルニュース社