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香港政観、MEHK設立で記念キャンペ実施−09年もMICE誘致を強化

  • 2009年2月19日
 香港政府観光局(HKTB)は2月18日、MICE専門部署「ミーティングス・アンド・エキシビション・香港」(MEHK)の設立記念イベントを開催した。香港特別行政区行政長官のドナルド・ツァン氏は、「香港はあらゆる設備を備え、経験豊かなスタッフがそろう」とMICEデスティネーションとしての自信を語った。さらに2008年2月からワイン税を撤廃、7月からはホテルの宿泊税を免除していることもアピールし、「円高の今、滞在を延ばして香港を楽しんでほしい」と述べた。

 イベントではMEHKのロゴマークを日本で初めて公開したほか、MEHKの日本担当者であるHKTBシニア・マーケティング・エグゼクティブ・東日本の古谷剛氏が今後の具体的な取組みについて説明。2009年以降に建設される予定の300室規模のホテルは63軒にのぼり、客室数は約1万2000室増えることや、香港コンベンション&エキシビジョン・センターの展示ホールが拡張されることを紹介。このほか、ビクトリア湾のスーパースターアクエリアスでの1泊クルーズや会員制クラブの貸切パーティーなどの多彩なアクティビティを提案した。

 また、MEHKがウェブサイトで実施中の設立記念キャンペーンでは、2泊以上する100名以上の企業団体旅行や、200名以上が参加するコンベンションの香港での実施を2009年12月31日までに確約した場合には、条件はあるものの客室の無料提供やアップグレードのなど各種特典を提供する。

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