求人情報

南紀勝浦温泉で3月1−31日に「町並み博覧会」

 和歌山県那智勝浦町で3月1−31日、「南紀勝浦・温泉町並み博覧会」が開かれる。普段は立ち入ることのできない滝と原生林ウォークや、生マグロ水揚げ日本一の町で漁師の奥さんから学ぶ調理体験など期間中22のプログラムが行われる。

 町並み博覧会は、同期間に行われる西国一番札所・那智山青岸渡寺の秘仏公開、JR紀勢本線開通50周年、世界遺産登録5周年を記念し、町観光協会や南紀勝浦温泉旅館組合などが初めて実施する。「屋根のない博覧会で観る、食べる、体験ができる」をテーマに、南紀勝浦の魅力を堪能できる特別プログラムを設定した。

 主なものは、普段は立ち入れない二の滝と三の滝と那智大社の原生林を語り部の案内で歩く世界遺産神秘ウォーク(料金3000円。3月14日、28日実施)、マグロ市場見学ツアー(1000円。毎週水曜日)、平安衣装で歩く熊野古道(3300円、毎日)、ビン球飾り網体験(3000円、毎週土曜日)、長さ13・5メートルで日本一短いぶつぶつ川を訪ねるウォーキングツアー(1500円、毎週火曜日)、イルカとスキンシップ(4000円、3月30日)など。マグロ料理や郷土料理を楽しむプログラムもある。

 いずれも予約制。博覧会関係者は「別府温泉のオンパクのように、南紀勝浦温泉で滞在できるよう定番化できれば」と期待している。


情報提供:トラベルニュース社