「だんだん まち歩きツアー」、松江市の着地型商品

 現在、高視聴率で放映中のNHK朝の連続テレビ小説「だんだん」の舞台、松江市で「だんだん まち歩きツアー」が行われる。ドラマの舞台や松江市内の観光施設をめぐり、地元ガイドが「ロケ地こぼれ話」などを交え案内する。

 ツアーは松江市交通局が主催し、2月21日から3月29日の土日、11日間実施する。玉造温泉、JR松江駅、松江しんじ湖温泉で乗降できるツアーバスを運行し、カラコロ広場などのまち歩き、松江城見学、ドラマで初登場した新名物「しじみカレー」の昼食をセットしている。

 バスは通常、市内を巡回しているレトロ調のレイクラインで、定員は20人。玉造温泉ゆ〜ゆ館を午前8時30分に出発し、松江駅は8時50分、松江しんじ湖温泉・宍道湖しじみ館は午前9時に乗車できる。しじみ館からガイドが同乗し、まち歩きや「だんだん」について案内する。

 松江市では「従来のまち歩きに、NHK『だんだん』の話題を加えました。玉造、松江しんじ湖温泉のオフ期対策として試行する着地型観光商品です。ツアーを機に、ガイドのレベルアップとプロ化も計画しています」としている。

 旅行代金は大人2000円、小人1000円で昼食付。前日の午後6時までに要予約(0852−60−1111)。

 なお、同市で5月に行われる「ホーランエンヤ」で、旅行会社向けに今回初めて設定した有料観覧席は販売開始から15分で2日間・960席が完売したそうだ。


情報提供:トラベルニュース社