チェコ航空、預かり荷物超過料金を値下げ、分かりやすさも向上
チェコ航空(OK)は1月15日、預かり荷物の許容量を超えた場合に徴収する料金の規定を刷新した。これまでは国際航空運送協会(IATA)の規定に沿って徴収していたが、分かりやすさを望む旅客の声に応えることにした。新規定では、就航地をプラハからの距離に応じて3つのゾーンに分け、それぞれ1キログラムあたりの超過料金を300チェココルナ(CZK:約1250円)、600CZK(約2500円)、900CZK(約3750円)に設定。いずれのゾーンでも手数料150CZK(約600円)を徴収するが、多くの場合でこれまでよりも徴収額が安くなる。平均すると、OKでは全体の5%から10%の旅客が超過料金を支払っているという。
無料預け荷物許容量はこれまでと変更せず、エコノミークラスでは20キログラム、ビジネスクラスでは30キログラムまで。3つのゾーンは、ほとんどの都市が最安値の300CZKに属しており、プラハから距離のあるアテネやバルセロナ、サンクトペテルブルク、ダマスカス、カイロなどの都市は600CZK、アルマティやエカテリンブルグなどは900CZKとなる。例えば、300CZKのゾーンのストラスブルグまで25キログラムの荷物を預ける場合、これまでは5キログラム分の超過料金が1750CZK(約7300円)かかっていたが、新規定では手数料の150CZKと5キログラム分の1500CZK(約6000円)の合計で1650CZK(6600円)となる。また、距離が遠くなるほど従来の規定との差が顕著になり、カイロまでは520CZK(約2200円)安くなる。
なお、アメリカとカナダ発着の路線では別のシステムを採用している。北米発着路線では、エコノミークラスは23キログラム、ビジネスクラスは32キログラムまでの荷物を2つまで無料に預かり、超過料金は従来と同様の規定を適用する。また、新規定の対象路線でも荷物の大きさが規定を超えた場合は、追加で250CZK(約1050円)を徴収する。
無料預け荷物許容量はこれまでと変更せず、エコノミークラスでは20キログラム、ビジネスクラスでは30キログラムまで。3つのゾーンは、ほとんどの都市が最安値の300CZKに属しており、プラハから距離のあるアテネやバルセロナ、サンクトペテルブルク、ダマスカス、カイロなどの都市は600CZK、アルマティやエカテリンブルグなどは900CZKとなる。例えば、300CZKのゾーンのストラスブルグまで25キログラムの荷物を預ける場合、これまでは5キログラム分の超過料金が1750CZK(約7300円)かかっていたが、新規定では手数料の150CZKと5キログラム分の1500CZK(約6000円)の合計で1650CZK(6600円)となる。また、距離が遠くなるほど従来の規定との差が顕著になり、カイロまでは520CZK(約2200円)安くなる。
なお、アメリカとカナダ発着の路線では別のシステムを採用している。北米発着路線では、エコノミークラスは23キログラム、ビジネスクラスは32キログラムまでの荷物を2つまで無料に預かり、超過料金は従来と同様の規定を適用する。また、新規定の対象路線でも荷物の大きさが規定を超えた場合は、追加で250CZK(約1050円)を徴収する。