観光庁は、「観光庁アドバイザリーボード」のメンバーを決定した。これは、外部の有識者に、観光庁の運営方針や施策の立案・実施状況などについて意見を聞くためのもので、観光庁長官の本保芳明氏のめざす「開かれた観光庁」を実現するための施策の1つ。メンバーは、商船三井相談役の生田正治氏や立命館アジア太平洋大学学長のモンテ・カセム氏、元サッカー日本代表の中田英寿氏など多彩な顔ぶれ。

　なお、アドバイザリーボードは本保氏の在任中は存続する方針で、第1回の会合は2009年1月13日を予定。本保氏は、「ただ聞くだけでなく、社外取締役のような緊張感を持って議論する会にしたい」と説明した。


▽観光庁アドバイザリーボード・メンバー
生田正治氏／商船三井相談役
奥田務氏／J．フロント・リテイリング代表取締役社長兼CEO
絹谷幸二氏／東京藝術大学教授・日本芸術院会員
中田英寿氏／元サッカー日本代表
モンテ・カセム氏／立命館アジア太平洋大学学長
吉田忠裕氏／YKK代表取締役社長