中小・ベンチャー企業の新ビジネスプランを募集

 関西のオーナー経営者が立ち上げたベンチャー支援組織「IAG(インキュベーション・エンジェル・グループ)」が、中小企業やベンチャー企業を対象にビジネスプランを募集している。新規性の高い事業に対して、販路拡大や技術提携、出資など直接的に支援する。1月5日まで応募を受け付ける。

 IAGは、製造業や飲食サービス業など多種多様な経営者33人が委員に就いている。2006年の発足以来、中小企業やベンチャー企業に対して自らの経験を元に直接的なアドバイスや販路紹介、協業をしてきたほか、IAGが保有するファンド(投資事業有限責任組合)からの投資などによる評価、認定を行ってきた。薬局と医療支援の両立を実現した商店街薬店への支援、中学生向けネット学習ゲーム開発・普及の協力など、様々な事業の立ち上げに力を注いでいる。これまでの成果については、IAG事務局の大阪産業創造館がこのほどまとめた冊子に詳しい。

 現在、第26回「IAGベンチャービジネス事業発表会」に参加する企業を募る。応募プランに対しては、IAG委員が新規制、市場性、実現性についてアドバイスし、優秀プランについては具体的な支援内容を応募者と協議する。応募は、HPから応募用紙をダウンロードし1月5日までにメール、FAX、郵送で送付する。3月中旬には具体的な支援策が決まる。


情報提供:トラベルニュース社