スタークルーズ、紫吹淳さんをイメージレディーに起用−成長基調維持ねらう

紫吹さんはクルーズ未体験といい、2009年3月にスーパースター・ヴァーゴに乗船してもらい、ポスター用の画像やイメージ映像の撮影などを予定。これらは、スタークルーズのサイトで2010年3月までダウンロードできるようにする予定で、旅行会社も使用可能だ。すでに旅番組などから取材の問い合わせも入っているという。
なお、アジア地域にクルーズ会社が航路を開設する動きが顕在化しているが、荒木氏は、「相乗効果に期待しており、歓迎する」と言及。その上で、「年間を通して運航している」ことを、アジア圏以外の国のクルーズ会社に対する優位性とし、さらに、これまでの経験から得られる日本人へのサービス体制や伝統などでも優れていると説明。また、日本人旅行者の50%以上が団体やグループの旅行者で、企業だけでなく、教育旅行も取り込んでいるなど、「団体を取り扱うクルーズ会社としては突出している」と語った。企業のインセンティブの需要は業界によってあるものの、MICE専用のパンフレット設置によりさらに伸ばしたい方針だ。