内閣府 バリアフリーを推進する観光地を表彰

 内閣府はこのほど、東京・永田町の首相官邸大ホールで、第7回「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者」表彰を行った。内閣総理大臣賞2件、内閣府特命担当大臣優秀賞5件のほか、観光関連からも同大臣奨励賞の伊勢志摩と松江のNPO法人が表彰を受けた。

 内閣府特命担当大臣奨励賞は9団体が受賞した。このうち観光地のバリアフリー化で受賞したのは、NPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンター(三重県鳥羽市)と、NPO法人プロジェクトゆうあい(島根県松江市)の2団体。

 NPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンター(三重県鳥羽市)は、伊勢志摩に観光で訪れる障害者や高齢者に、観光施設や宿泊施設などのバリアフリー情報を提供しているほか、地域のバリアフリー化の推進にも取り組んでいる。
 
 また、NPO法人プロジェクトゆうあい(島根県松江市)は、松江市等におけるバリアフリーマップの製作、宿泊施設等へのバリアフリー研修の実施に加え、障害者が旅行する際の人的支援事業などに取り組んでいる。


情報提供:トラベルニュース社