タイ国際航空、大阪と福岡発の一部便を運休・減便、3月28日まで

  • 2008年12月5日
 タイ国際空港(TG)は3月28日まで、大阪/バンコク線のTG673/672便を運休、福岡/バンコク線のTG649/648便をデイリー運航から週4便(火・木・土・日)の運航に切り替える。TGではバンコク発着の全路線を対象に運航スケジュールの見直しを進めており、日本路線も対象となった。TG東日本地区旅客マーケティング部は本社からの公式見解は出ていないとしつつ、「今回の混乱で需要が落ち込んでしまったのは確か。需要に対して適正な規模に供給座席数を減らす目的だろう」と話し、スワンナプーム空港の本格稼動の後、成田や中部を含む路線の整理の可能性もあるとした。

 旅行会社や利用者への対応は、「運休・減便を発表したばかりで対策を具体化できていないが、代替便への振替などを進めることになる」と説明。需要が読めないものの、「振替作業に困るような事態にはならないのではないか」という。

 なお、バンコクに足止めされていたTGの予約客らは、「2、3日中に全員が帰国できる見込み」だ。