日観協とじゃらん 旅キャン人気6地域を来春商品化

 日本観光協会とじゃらんは、観光キャンペーンサイト「旅キャン!」で行った「旅キャンまつり 春旅」で、人気の高かった6地域を旅行商品化すると発表した。春の旅をテーマに募集したところ、64地域から103件のエントリーがあり、このうち人気上位だった帯広市(北海道)、富山県、尾鷲市(三重県)、隠岐の島町(島根県)、佐世保市(長崎県)、日田市(大分県)の旅行商品化が決まった。旅行商品化のほか、「じゃらん」と「関西じゃらん」のツアーページで紹介する。

 「旅キャン!」は、日観協が2007年度から運営する観光キャンペーン情報サイト。この秋、初めての企画として「春旅」の人気投票と、人気上位地域の旅行商品化を目指した。

 HPを通じて、春の旅にふさわしい旬の味覚とご当地スポットを募集したところ、全国64の地域から103件の応募があり、それぞれ「旅キャン」に掲載し、利用者に投票してもらった。

 来春のツアーとして商品化されるのは、人気投票で上位20位までに入ったうちの6地域で、じゃらんが旅行会社に商品造成を働きかけ実現した。

 それぞれの地域を商品化する旅行会社は未発表だが、6地域のうち帯広市、尾鷲市、日田市は「じゃらん」、富山県、隠岐の島町、佐世保市は「関西じゃらん」のツアーコーナーで「旅キャン」ブランドとして紹介する。いずれも3月号を予定している。


情報提供:トラベルニュース社