アクセスランキング、新生「デルタ航空」、KNTの中期計画に注目高く

  • 2008年11月15日
 1位にはノースウエスト航空(NW)日本支社長のジェフリー・S・バーニアー氏のインタビュー、そして2位がNWとDLの路線計画や搭乗客向けのプログラムなど統合に向けた動きが入り、新生「デルタ航空」への関心の高さが目立ちました。正式に決まったのが10月30日のことで、それから2週間のうちに搭乗客向けプログラムの統合、15都市へのネットワーク拡大を含む路線計画など、作業は順調に進んでいるようです。バーニアー氏がインタビューで語っている通り、両社の相互補完、機材の融通による機会の拡大が今回の路線計画にも影響があったのだと思います。日本路線ではNWの関西/デトロイト線が夏スケジュールから運休となり、このままでは関西地域からの北米地区の東部以遠のアクセスがなくなってしまうことになりますが、NW社長兼最高経営責任者のダグラス・スティーンランド氏が統合による規模拡大のメリットで「一番復便したい路線」と要望していた成田/ニューヨーク線が実現しています。バーニアー氏も「デルタ航空にとって、日本は戦略的に重要な位置にあり、成長することで顧客層の拡大につながる」と述べており、統合作業が終了した時点で、日本の旅行業界にとってもメリットがある結果であることを期待したいと思います。


▽アクセスランキング・記事ランキング(11月第2週:11月10日〜11月14日午後6時)
第1位
世界一規模の航空会社にやりがい−統合へ向けて日本市場でも本格始動(2008/11/10)

第2位
ノースウエスト航空、関西/デトロイト線を夏スケから運休へ−成田で乗継対応(2008/11/11)
NWとDL、搭乗客向けプログラムを統合、特典旅行の燃油サーチャージを廃止(2008/11/10)
デルタ航空、成田発着2路線就航、1路線増便−ニューヨーク線を復便(2008/11/14)

第3位
近畿日本ツーリスト、中期経営計画を策定−利益重視で中核事業再生を(2008/11/12)
KNT、新中計は「事業規模1兆円への挑戦」の基盤−創立60周年の2015年見据え(2008/11/13)

第4位
旅行業倒産件数、10月は5件、ゲートウェイ21の影響で負債額が増加(2008/11/13)

第5位
キャセイパシフィック航空グループ、年末年始にチャーター・臨時便6本運航(2008/11/11)

第6位
エア・アジア、燃油サーチャージを撤廃−内際全路線で(2008/11/13)

第7位
マレーシアでバス事故が発生、1人死亡、添乗員含む13名負傷(2008/11/12)

第8位
シンガポール航空、エコノミークラスの足回りが広いシートが購入可能に(2008/11/13)

第9位
日本航空、中間期は営業利益46.6%減、業績見通しを下方修正(2008/11/10)

第10位
KNTとクラツーが業務提携、相互販売やチャーター便の共同運航などから開始(2008/11/13)