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善光寺御開帳期間の交通対策

 2009年4月5日−5月31日の57日間、7年に一度の御開帳が行われる長野市の善光寺。期間中の行事、駐車場など交通情報が11月11日、長野県と県観光連盟の情報説明会で明らかにされた。前回03年の御開帳には628万人が参詣したという。

 御開帳の特別行事は、4月4日の前立本尊の遷座式を皮切りに6月1日の還座式までの間、4回の大法要が行われる。また今年、落慶法要した重要文化財の山門を期間中に特別公開する。

 貸切バス駐車場は、通常の第2・第3・第4駐車場をバス専用とする。うち第2は宿坊の宿泊者専用になる。料金は2時間2500円。善光寺から徒歩10分の場所にも臨時駐車場を設ける。料金は年明けに発表する。マイカーは、長野道の長野インターと長野東インター近くに臨時駐車場を設け、8時30分−17時の間に善光寺までをシャトルバス(1回乗車300円)で結ぶ。善光寺の朝の勤行「お朝事」に参加できるバスも運行する。JR長野駅5時20分に出発し、市内ホテルを巡回して善光寺に着く(1回乗車100円)。そのほか御開帳の期間中、善光寺を基点に市内道路は時計回りの一方通行になる。

 善光寺事務局庶務部長の若麻積享則さんは、説明会に参加した旅行会社の担当者に「ツアーなどでお越しの際には、協定している宿坊や土産屋に連絡し渋滞状況を逐一把握してください。長野市内にお泊まりになり、お朝事参拝がお勧めです」と話していた。


情報提供:トラベルニュース社