ロイヤル・カリビアン、燃油サーチャージ廃止、徴収分は見直しの上返金へ

  • 2008年10月29日
 ロイヤル・カリビアン・クルーズは2008年11月10日以降の予約で2010年1月以降に出航するクルーズについて、燃油サーチャージを廃止した。原油価格の値下がりに対応したもの。ただし、原油価格が再度、高騰した場合、燃油サーチャージの徴収を再開する場合もあるとしている。

 11月9日以前の予約、および2009年に出航するクルーズについては、四半期ごとに見直す。四半期ごとの対象出航期間の2週間前を基準日とし、その日のウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)のニューヨーク商品取引所の終値が65米ドルの場合、船内払いの料金に利用できるオンボードクレジットとして返金する。返金はクルーズ中に、船上の精算所で手続きとなる。

 なお、ロイヤル・カリビアン・クルーズは今年2月に、アジア太平洋地区でも4月15日以降に出航するクルーズから燃油サーチャージの徴収を開始する決定をしていた。


▽関連記事
ロイヤル・カリビアン、燃油サーチャージ値上げ、幼児・妊婦の年齢制限変更(2008/06/23)