岡山県（石井正弘知事）は10月1日、「観光立県おかやま」を宣言した。2009−14年の5年間に、地元発観光の推進やインバウンド誘致の目標を定めた岡山県観光立県戦略の策定に合わせた。

　観光立県戦略は（1）外国人旅行者宿泊数を倍増の12万人に（2）ボランティアガイド数を565人から700人に（3）宿泊者率32.4％を40.0％にし、平均宿泊数1.3泊を1.4泊に引き上げるなどの数値目標を掲げた。その結果、年間の総観光客数は130万人あまり増加し２６４０万人に、総観光消費額も140億円多い1623億円を目指す。

　具体的には、駅やインターチェンジを発着点にしたツアー開発、小中学生への観光学習、瀬戸内海の魅力を生かした広域連携の推進などを施策としてあげている。


情報提供：トラベルニュース社