日本温泉地域学会、「温泉観光士」養成講座開催

 日本温泉地域学会(山村順次会長=城西国際大学観光学部教授)は11月14日から16日まで、千葉県鴨川市の城西国際大学キャンパスで「温泉観光士」養成講座を開催する。温泉資源を保全し、持続可能な観光・保養利用を地域で実践できる人づくり講座で、現在受講者を募っている。17日はシンポジウムも開催する。

 講座は、山村会長をはじめ東京理科大学の長島秀行教授、中央温泉研究所の甘露寺泰雄署長ら学会員の有識者が温泉に関する自然科学、医学、文化論、法学、観光学などをテーマに講義する。14日から15日の講義で総合的に温泉を学び、15日の試験や16日の野外研修の結果を踏まえ、修了者には「温泉観光士」の証書を授与する。

 17日のシンポジウムは鴨川市の黒潮荘で、鴨川市の温泉宣言5周年を記念し「南房総における温泉資源の活用を考える」と題してパネルディスカッションを実施する。

 講座の定員は50人程度。申し込みは10月30日までで、定員に達した時点で締め切る。参加費は教材、専門書を含め1人8000円。

▽事務局の鴨川市観光協会
電話番号:04−7092−0086


情報提供:トラベルニュース社