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阪急ブレーブス、ミュージアムが西宮球場跡地に

 今シーズンのプロ野球パ・リーグで2位になりクライマックスシリーズに進出したオリックス・バッファローズの前身、阪急ブレーブスのミュージアムが11月下旬にオープンする。世界の盗塁王と呼ばれた福本豊さんや、サブマリンの異名を持った山田久志さんら往年のスター選手のトロフィーやバットなどが展示され、オールドファンの人気を呼びそうだ。

 ミュージアムは「阪急西宮ギャラリー」。阪急電鉄が、西宮北口駅前の阪急西宮スタジアム(旧阪急西宮球場)跡地に建設を進めている西日本最大のショッピングセンター「阪急西宮ガーデンズ」内に設置する。スタジアムは、1988年まで阪急ブレーブスのホームグラウンドとして使われていたほか、アメリカンフットボールの西宮ボウルや宝塚歌劇大運動会など大型イベントの会場として利用されてきた。

 阪急ブレーブスに所属し野球殿堂入りした野口二郎選手や梶本隆夫選手ら13人のレリーフ(レプリカ)を展示するのをはじめ、75年に初めて日本一になった試合映像を放映する。また、阪急電鉄の歴史や83年当時の阪急西宮北口駅周辺を再現したジオラマなども設けられる。ギャラリーの入場は無料。

 阪急西宮ガーデンズは、延べ床面積24万7000平方メートルに阪急百貨店、総合スーパーのイズミヤなどの大型店が入居するほか、12スクリーンを持つシネマコンプレックス、ファッションや飲食をはじめ268の専門店からなる。


情報提供:トラベルニュース社