10月1日から始まった三重県の伊勢志摩キャンペーン「美（うま）し国、まいろう」をPRするため5日、近鉄名古屋駅でオープニングセレモニーが開かれた。野呂昭彦・三重県知事や木田久主一・鳥羽市長も駆けつけたほか三重県出身のタレント、足立梨花さんが名古屋発の近鉄特急に1日車掌として乗り込んだ。

　セレモニーで野呂知事は「伊勢志摩にぜひお越しください」と呼びかけ、木田市長がキャンペーンのオープニングを宣言した。近鉄名古屋駅の池田守駅長から制帽や手袋が足立さんに手渡され1日車掌の任命式も行われた。近鉄の制服を身に着けた足立さんは「がんばってきます」とさわやかに応えていた。

　このあと足立さんは、近鉄特急の伊勢志摩ライナーに乗り込み、乗客に伊勢志摩をPRした。さらに、この日午後、鳥羽市で開かれた「潮騒フェスティバル」のトークショーに出演した。

　トークショーは、三重県出身で初めてホリプロタレントスカウトキャラバンのグランプリに輝いた足立さんと、同キャラバン第1回グランプリ受賞者で「鳥羽が大好き」という榊原郁恵さん、足立さんの後見人を自認する野呂知事らで行い、その中で知事は「映画という文化で、三重県を盛り上げていきたい」などと話していた。


情報提供：トラベルニュース社