京都・宮津で10月の3日間、和火(やわらび)イベント

 京都・宮津は七万石の城下町で、古い町並みなどが残っている。その城下町の町並みを観光客に散策してもらおうと昨年から「和火(やわらび)イベント」を始めた。

 宮津の寺町など中心街を竹灯篭やペットボトル灯篭などでライトアップし、寺院や旧三上家住宅などでは郷土芸能やコンサートなどを行う。10月10日から12日の3日間、日没から21時まで開催する。11日には宮津の夜の繁華街「新浜通り」で、嶋原司太夫による太夫道中を実施する。

 また、江戸時代を代表する俳人、与謝蕪村が宮津の見性寺の住職・竹渓を訪ねて、宝暦4年から7年の3年間宮津に滞在したことにちなみ、10月4日から13日まで蕪村ウイークと位置づけ蕪村ゆかりの寺を訪ねる蕪村ウオークや蕪村画の展示や俳句版の設置を行う。

 見性寺では12日、住職による蕪村法要とお話、浄土宗大本山百万遍智恩寺雅楽部の雅楽演奏などが開かれる。


情報提供:トラベルニュース社