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JTB、2500万人達成記念特別企画「まんぞく旅」と「スパ旅」−力量で勝負

  • 2008年9月26日
 JTBワールドバケーションズは、ルックJTBの累計参加者数が10月に2500万人を迎えることを記念し、特別企画として「秋・冬 まんぞく旅」と「世界のスパ旅」を発売する。まんぞく旅は現地を良く知る企画担当者が、デスティネーションごとにホテルや観光、食事など数ある選択肢の中からそれぞれ一つに絞り込み、その土地で一番と考える過ごし方をするもの。一方の世界のスパ旅は、「スパでの贅沢なリラクゼーション」を追求。スパ施設の詳細やメニューなどが事前に分かるほか、旅行コースの予約と同時にスパの申し込みも完了し、トリートメントのメニューや時間、エステティシャンの性別まで確約するもの。まんぞく旅では、1月中旬に発売予定の「早春 まんぞく旅」とあわせて2500名、スパ旅では1000名の販売をめざす。

 まんぞく旅は、売れ筋の都市をピックアップし、ルックJTBとして一番薦められるコース7方面14コース設定。JTB広報室によると、「価格だけでは需要喚起できないなかで、本当に旅行に行きたくなる商品」をめざした。選択肢を用意せず「お勧め」を打ち出すため「旅行会社の力量が問われる」が、「これまで培ってきた経験で勝負する」商品だ。参加者が選択可能な部分は、追加代金2500円で食事のグレードアップや専用車・専用ガイドでの観光へのアップグレードなどが可能な「こだわりチョイス」のみ。パンフレットでは企画担当者の写真を掲載している。

 スパ旅は、スパが旅行目的の一つになってきている一方、リテーラーではスパの情報の把握などが難しい場合もあったため、あらかじめトリートメントの枠を仕入れてパッケージに組み込み、旅行の申し込みと同時にスパの申し込みも完了するようにした。トリートメントのメニューは、スタンダードなものを中心とし、スパが初めての参加者にも分かりやすいように工夫したという。設定都市は、ハワイやグアム、サイパン、バリなどの定番デスティネーションや、ドバイ、オマーン、カンクンなど全世界12都市。ドバイでは、「アムリタ・スパ」でのマッサージを組み込み、ラッフルズ・ドバイのシグネチャー・スイートに宿泊。旅行代金は25万9000円から、燃油サーチャージ目安額5万6000円とした。