KNT、ロタ島開発に関わるインターンシップを実施−早稲田大学商学部と

インターンシップでは、ロタについての対象客層とその切り口をまとめることが最大のテーマ。そのため、旅行企画の仕事から航空会社や現地手配の仕事などを説明する事前セミナーを実施し、現地実習のプログラムを作成。4日間の現地研修では観光地の視察のみならず、観光業の裏方の仕事の見学や現地のイベントの手伝い、さらにホームビジットも実施し、現地の観光から生活、観光業の仕事までいろいろな体験を実施したという。
こうした経験を経て学生たちロタの最大のセールスポイントを「大自然」と発表。なかでもロタの美しい海を称する既存の「ロタ・ブルー」に対し、ジャングルなどの木々を総称した造語「ロタ・グリーン」を作り、これにはKNT専務取締役の越智良典氏も「わかりやすい」と評価。対象客層としては従来の「ダイバー」「子連れの家族旅行」「社員旅行」に加え、「人と違う旅で優越感を味わいたい人」「人生に疲れた人」など具体的な例もあげた。越智氏は「現地研修は第一段階。次は経験を活かし、学生向けの商品化などができたら」と、インターンシップの発展を検討している。
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