カウパレード、10月19日まで丸の内で

 「カウパレード東京丸の内2008」が東京の丸の内から有楽町までのエリアで開かれている。ペイントや造形を施した実物大の牛のオブジェを、屋外のパブリックスペースに展示するイベントで、オフィス街で働く人や観光客を楽しませている。期間は10月19日まで。カウパレードは、98年にスイスで始まったアートイベントで、以来、ニューヨーク、ロンドンなど世界の主要都市で開催されている。

 日本でカウパレードが行われるのは03年と06年に続いて、今回が3回目。いずれも丸の内で開催されている。

 今回はアーチストや著名人がデザインしたグラスファイバー製の牛のオブジェ73頭が丸の内から日比谷公園まで置かれている。

 丸の内オアゾ前には、タレントの知花くららさんの「知花ぎゅーぅ」が、日比谷公園有楽門の交番の隣には青い制服の警官牛が立っている。

 お勧めは丸の内から日比谷方面に南北に走る仲町通りで、石畳の広々した歩道で、点々と牛の姿を見ることができる。

 洗練された雰囲気のショッピング街に、彩りと個性豊かな牛の出現が新鮮で、多くの買い物客や観光客が、ケータイやカメラを向けていた。

 イベント終了後、牛たちはチャリティオークションで販売され、売上金は日本ユニセフや地球環境基金などの社会貢献事業団体に寄付される。


情報提供:トラベルニュース社