滋賀県余呉町でニューツーリズム創業塾

 滋賀県余呉町商工会は9月30日から11月25日にかけて、観光交流ビジネスの起業を促す「羽衣ニューツーリズム創業塾」を実施する。受講者は町内外を問わず、「地域の自然や歴史風土を活用した観光ビジネスに興味のある人」としている。

 創業塾は講義6回、フィールドワーク2回。講義は、9月30日に行うまちづくり観光研究所の山田桂一郎主席研究員の「ニューツーリズム概論」を皮切りに、10月7日はコミュニティービジネスに詳しいツリーアイランズの木島洋嗣さんが「地域ビジネス概論」、14日は滋賀県湖北地域で地域活性に取り組む長浜みらいまちづくり事業委員会の沢田昌宏さんと夢現想舎の村上悟さんが「湖北の現状と課題」について話す。この日は、講義前に余呉町内を見て歩くフィールドワークも行う。

 10月21日には再度、木島さんを講師にビジネスプランを制作するほか、11月4日には「観光ビジネスの実務」と題して県内で着地型旅行企画を実施している協同組合滋賀県旅行業協会の矢野明理事長、福井県敦賀市で体験観光に取り組む敦賀市観光協会の岸本登さんの話を聞く。16日は終日、登山家でフリーライターの壇上俊雄さんと滋賀県湖西でトレッキングする。最終日の25日に受講生それぞれがまとめたビジネスプランを報告する。

 講義は各回とも18時30分から、余呉町商工会で。定員は25人。受講料は5000円。申し込み・問い合わせはTEL0749-86-3090。


情報提供:トラベルニュース社