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伊勢志摩で「元気になろう」10月からキャンペーン

 三重県の伊勢志摩キャンペーン実行委員会(森下隆生会長=伊勢市長)は、10月1日から実施する「伊勢志摩キャンペーン」の概要を発表した。今年は「元気になる旅」をテーマに2009年3月31日まで、伊勢神宮をはじめ神宮周辺のパワースポット、伊勢・鳥羽・志摩エリアの食をクローズアップしイベントを展開する。

 キャンペーンは「美し国まいろう。伊勢・鳥羽・志摩」をキャッチフレーズに、13年の第62回式年遷宮に向けた諸行事が始まった05年から毎年行っている。今年は伊勢神宮をメーンに据えて、10月15日から25日の「神嘗祭」にあわせた観光客も新米奉納ができる企画や、15日には名古屋発で「神嘗奉祝祭特別列車」を運転する。朱印帳を持って神宮周辺のパワースポットを巡るイベントもキャンペーン期間中に行う。

 また、キャンペーン限定の宿泊プランを設定する。「感動の朝ごはん」「感動の夕ごはん」と銘打って、旬の地物を使った“元気になる”食事を前面に打ち出したものや、11月24日に行う「創作料理展in鳥羽」で入選した料理を選択できるプランも設ける。そのほか泊食分離や特典満載の宿泊プランを提供する。

鳥羽市では10月4日から5日の「潮騒フェスティバル」や、市内観光施設をめぐるスタンプラリーを実施。志摩市では、語り部が同乗しリアス式海岸が美しい英虞湾周辺をめぐる周遊バスを運行する。

 期間中、伊勢志摩地域のペア宿泊券や食事券など総額1000万円のプレゼントが当たる企画をはじめ、毎月22、23日を「夫婦・二見の日」として特典を設けている。

 そのほか、キリンビールとキャンペーンオリジナルラベルのビールを発売するほか、ローソンでは伊勢志摩の食材を使った弁当の販売、シェラトン都ホテル大阪と中部国際空港セントレアでのイベント開催など民間企業と連携した取り組みも行う。


情報提供:トラベルニュース社