映画百年を記念し「京都シネマ紀行」

 日本映画の父と呼ばれる牧野省三が京都市で初めて劇映画を制作して今年でちょうど100年を迎えたことを記念し、京都市のツアーランドが「京都シネマ紀行」を実施する。京都府八幡市の木津の流れ橋、京都市中京区の二条城など時代劇が数多く撮影された場所など京都の映画ゆかりの地をめぐるほか、東映京都撮影所では殺陣を体験する。

 シネマ紀行は9月30日-10月1日、10月1-2日の2回行う。ツアー中、牧野省三が1908年に「本能寺合戦」を撮影した真如堂で1日に行われる「京都映画百周年記念モニュメント建立式典」や、映画監督らと歓談する記念パーティーにも参加する。移動中、ツアーの立ち寄り先で撮影された映画に関するビデオ映像をバス車内で上映する。

 料金は、2名1室で9月30日発が1人3万5000円、10月1日発が3万3000円。宿泊先はいずれもからすま京都ホテル。最少催行人員は20人。

 ツアーは国土交通省ニューツーリズムの実証実験として行われ、同社では「この機会に京都で日本映画の軌跡をたどりませんか」と呼びかけている。問い合わせはTEL075-212-3070。


情報提供:トラベルニュース社