ハイアット・ホテルズ・アンド・リゾーツが開催した「ハイアットフェア2008」にあわせ、ハイアット・リージェンシー・グアムのマーケティング部長であるソフィアS.H.チュウ氏が来日、今後のターゲットについて「夏は家族、秋はグループといったように、季節ごとに異なるグアム訪問者の割合の大きい客層に合わせて、プロモーションを柔軟に変化させていく」と方針を語った。

　これは7月末に完了したリノベーションで、多目的スペースとして使える部屋を新たに設置したことにともなうもの。この部屋は、家族だけのディナーや20人規模のパーティをはじめ、スクリーン・プロジェクターを使用したミーティングなど、さまざまな目的に対応することが可能だ。各客層を迎え入れる体制を整えたことで、各ターゲットに向けたパッケージを組んで販売することも予定している。

　このほかリノベーションでは、客室、クラブラウンジをはじめ、ロビーやラウンジといったパブリック・スペースも刷新した。ロビーはエレガントかつナチュラルな印象にこだわり、暖かい色づかいを心がけ、大きな窓を設置することで明るい空間を演出。洗練されたラグジュアリーな空間で、リラックスしてもらうホテルをイメージした。