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全旅クーポンに準会員制度、今年10月から

 全旅(池田孝昭社長)は今年10月から、クーポン会に準会員制度を設ける。連帯保証人や預託保証金を必要としないなど、入会基準を引き下げる。全国旅行業協会(ANTA)保証会員を対象として、クーポン会の送客会員数を増やす。

 準会員は、1月あたりの発券額は100万円までと限度を設ける。100%補償の全旅クーポンのため、発券金額の1.98%を保証料として支払う。入会金は5万円。

 準会員入会から1年が経過し、外部機関調査や連帯保証人の設定などの基準を満たすと正会員に移行できる。池田社長は「正会員になるためのスタートラインとして制度を活用してほしい」としている。

 全旅クーポンの2007年度取扱額は約204億円。受入会員には全国の旅館ホテル、食事施設、運輸機関のほか、TDR(東京ディズニーリゾート)やUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)などテーマパークも加入している。


情報提供:トラベルニュース社