木彫りの巨大魚が泳ぐ、和歌山・龍神温泉で企画展

 和歌山県・龍神温泉の龍神村曼荼羅美術館では11月30日まで、企画展「世界の巨大魚・木彫展―龍神伝説の魚たち」が開かれている。4・5メートルのジャイアントベルーガや4メートルのピラルクなど淡水巨大魚の木彫刻9作品が、山間の美術館を“泳ぐ”。

 自然環境の悪化で絶滅が危惧される巨大魚を、豊かな自然を象徴する紀州スギの巨木を使って表現することで、自然の大切さを訴えようと企画された。彫刻は日本のチェーンソーアーティストの第一人者、城所ケイジさん、館内演出はライティングアーティストの河野克己さんが担当し、アート作品に仕上げている。

 入館料は大人500円、中高生300円、小学生以下無料。龍神温泉各施設での温泉入浴料割引などの特典が付く。火曜休館。

 また、館内では撮影できないが、館外や温泉街に撮影スポットを設置。宿泊施設「季楽里龍神」のロビー入口には2メートルのピラルク、道の駅「龍神・木族館」には1・3メートルのオオアマゴの木彫刻を展示しており、記念撮影が楽しめる。


情報提供:トラベルニュース社