ペルー、「マチュピチュ遺跡」入出場管理の電子化計画を発表

  • 2008年8月7日
 日本人にも人気のペルーの世界遺産、空中都市「マチュ・ピチュ遺跡」の入出場管理が電子化される計画が発表されました。

 マチュピチュ国立公園園長 Fernando Astete氏によりますと、入場券を電子化し観光客の管理を行うとの事です。

 マチュピチュ村(通称:アグアスカリエンテス)とマチュピチュ遺跡の入口2個所に、バーコードを読み取る装置とモニターを設置し、このカメラを光ファイバーでつなぎ、入出場者の管理をオンラインで行う模様です。

 近年の観光客増加が、マチュピチュ遺跡を含む周りの環境に大きな影響を与えているとユネスコから指摘されている事から、この新システムによる観光客の動態を把握管理し、遺跡環境を守る事を目的としています。

 もしマチュピチュ遺跡での効果が表れれば、インカ古道やその他の遺跡への応用も検討されております。

 尚、同システムの設置の詳細発表は1ヵ月後を予定しています。
また最新情報が入りましたら、改めてご案内いたします。


情報提供:株式会社ラティ-ノ日本海外ツアーオペレーター協会