ラフォーレグループ 会員外にも夏の企画アピール

  • 2008年7月29日
会員制リゾートホテルのラフォーレホテルズ&リゾーツは、この夏、一般客の宿泊利用拡大に取り組む。グループを運営する森観光トラストはこのほど、東京・品川の御殿山ガーデン・ラフォーレ東京にメディア関係者を招き、夏の料理企画説明会と試食会を行った。夏の宿泊需要喚起を目的にメディア向け説明会を開くのは今回が初めてで、今後も会員外に向けたPRに取り組んでいくという。

ラフォーレグループには、国内に13カ所の直営リゾートホテルとシティホテルがある。法人会員制クラブ「ラフォーレ倶楽部」の会員は約700社・利用者は740万人。従来は、主に会員に向けた集客活動を行ってきた。

 今回、メディア向けに行った説明会では、「夏の料理企画」を中心に紹介した。

 「おいしく学ぼうラフォーレごはんラボ」は、育ち盛りの子どもたちのための企画。地元の野菜にこだわった「野菜スキスキ大作戦」や「まごはやさしいスタンプラリー」をブッフェに取り入れ、好き嫌いをなくし、バランスのいい食事を楽しく食べてもらう。「まごはやさしい」はマメ類、ゴマ、わかめ、野菜、魚、シイタケ、イモ類の頭文字からつけた。

 ラフォーレ修善寺、ラフォーレ山中湖など6つのリゾートホテルで提供する。期間は8月30日まで(ホテルにより開催期間が異なる)。

  このほかラフォーレ那須では那須高原で育った高原野菜やハーブを使った「ナチュラルイタリアン」を、ラフォーレ山中湖では、「モダン和会席」を、ラフォーレ修善寺では「オリエンタルフュージョンディナー」を、それぞれ新たなメニューに加えている。いずれも地元産の食材を使用していることを、従来以上に前面に打ち出している。期間は8月31日まで。

 試食・説明会は、森観光トラストが年に1度、法人会員を一堂に招く「ラフォーレ会」に合わせて設定された。今回は600人が参加し、事業説明会後の懇親会では、ラフォーレの夏の新メニューを楽しんでいた。


情報提供:トラベルニュース社