プリンセス・クルーズ、タヒチアン・プリンセスを改名−アジアにも配船

  • 2008年7月28日
 クルーズバケーションによると、プリンセス・クルーズは2009年12月2日、プリンセス・クルーズの小型船「タヒチアン・プリンセス」を「オーシャン・プリンセス」に改名する。タヒチアン・プリンセスはこれまで、主にフレンチポリネシアやハワイなど南太平洋で運航していたが、近年は世界中の港に寄港するようになったため、改名することを決定した。これにあわせ改名式は来年11月にシンガポールでの改装期間中に実施する予定だ。

 また、改名後初の配船エリアはアジアで、来年12月2日出発から2010年3月20日出発までの8本を設定。そのうち同客船では初めてとなる東京発着クルーズを、上海から大連、天津、仁川、大阪などをめぐり東京に到着する2010年2月20日出発の15日間のコースと、東京から上海へ反対まわりで巡る2010年3月6日出発のコースの2本を用意した。料金は2875米ドル(約30万7000円)から。そのほかの6本ではシンガポール/上海、上海/バンコクなど17日間のクルーズで、沖縄への寄港を予定する。