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全国のボランティアガイドが和歌山・熊野に集結 日観協、11月に大会

 社団法人日本観光協会(中村徹会長)は11月20日から21日、和歌山県田辺市で「地域紹介・観光ボランティアガイド全国大会」を開く。世界遺産・熊野古道を抱える熊野地方に、全国のボランティアガイドが集結。観光による地域活性化を目指し、ガイド活動の定着や発展について考える。


 同大会は、観光ボランティアガイドの定着、活発化を目的に毎年開いているもの。地元ボランティアガイドの案内で開催地の魅力を体験し、行政も交えて先進地の事例発表や意見交換、交流を深めることで、地域でのガイド活動に活かす。


 1日目は、「体験ウオーク」2コース、「徹底討論」5コースの、合わせて7つの分科会を開催。体験ウオークコースは、本宮会場では伏拝王子―熊野本宮大社、中辺路会場では滝尻王子―近露王子を地元ガイドの案内のもと歩く。徹底討論コースは、「世界遺産・地域資源の保全と継承」「外国人観光客への対応」「魅力あるボランティアガイド活動と人材育成」などをテーマに議論する。2日目は全体会議を開き、分科会の内容を報告。閉会後は高野山や熊野三山などでエクスカーションが催される。


 参加費は1人5000円で、事前に振り込む。現在、参加者を募集しており、宿泊する人は宿泊地(川湯温泉、龍神温泉、田辺市内)を選択できる。


 参加、宿泊などの申し込みは、日本旅行TiS和歌山支店:FAX173−425−1578まで。締め切りは10月10日。


 大会に関する問い合わせは、日観協事業推進グループ国内振興チーム:電話03−6222−2534




情報提供:トラベルニュース社