8月16日に「和文字焼き」 岡山・和気町

 岡山県和気町で8月16日、毎年恒例の炎の祭典「和文字焼きまつり」が開かれる。京都の大文字焼きと同日同時刻の20時から、観音山の山肌に炎で形作った「和」の文字が浮かび上がり、夏の夜空を染めあげる。

 まつりは、今年で22回目を迎え、例年約3万人の見物客が訪れる同町の夏の名物イベント。精霊流しや地元住民による和太鼓・清麻呂太鼓の披露のほか、カヌー教室やフリーマーケットなどのイベントも催される。和文字点火後の20時30分ごろからは、約2000発の花火が打ち上げられ、炎に彩られた1日を締めくくる。

 同町は7月31日と8月1日、大阪市中央区の岡山県観光案内所で観光展を開く。和文字焼きの来場を呼びかけるほか、すももやブルーベリー、トマトといった同町の特産品も販売し、和気観光の魅力をアピールする。両日とも来場先着50人に同町で栽培しているリンドウの花をプレゼントする。


情報提供:トラベルニュース社