信州まつもと空港を利用するツアーに助成制度

 長野県・信州まつもと空港の利用促進を目的に、松本市観光協会と長野県が旅行会社を対象にした助成制度を設けている。

 松本市観光協会は11月1日―2009年2月28日の期間、大阪―松本便と市内宿泊施設を利用した旅行商品に対し、送客1人当たり片道1500円、往復3000円を助成する。原則的には往復とも航空機利用とし(片道でも可)、浅間温泉や美ヶ原温泉、扉温泉、上高地などにある協会加盟の旅館ホテルに宿泊しなければならない。送客目標は1000人に設定しているが、1000人を超えた場合でも助成する。助成金の申請は、日本航空の登場証明書と宿泊施設の宿泊証明書を協会に提出する。

 長野県が事務局の信州まつもと空港利用促進協議会は7月1日から09年3月末の期間、同空港発着便を利用した旅行商品のパンフレット印刷費などの助成を行っている。チラシや新聞折り込み広告、新聞紙面広告も助成対象とし、旅行会社1社あたり新規の商品造成には5から20万円、継続の商品造成は10から35万円としている。申請は、送客目標人数や宣伝媒体を明記した規定の申請書を09年2月末までに提出する。

 問い合わせは、松本市観光温泉課TEL:0263-34-8307、信州まつもと空港利用促進協議会事務局TEL:026-235-7019。


情報提供:トラベルニュース社