USJに隣接するホテルユニバーサルポートが「恐竜」テーマに改装

 大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に隣接するホテルユニバーサルポートが7月19日、開業3周年を機に「恐竜」をテーマにした4施設をオープンした。USJの来場者が園内で得た感動をそのままに、ホテルの独自性を打ち出す。カフェや土産品店など4施設合わせて年商1億9000万円を見込む。

 4施設は、ラウンジとシガールーム、カフェ、レックス商店街。ラウンジでは「恐竜カクテル」、シガールームやカフェには恐竜のフィギュアを合計1000体も置いた。商店街は、よしもとグッズなど大阪のユニークな土産をそろえた。ホテル玄関も改装した。ユニバーサルポートに近接しているため、床を木ばりにし桟橋のイメージを持たせた。

 平石豊総支配人は、17日に開いた記者内覧会で「少年の夢やロマンを恐竜で表現しました。絶滅した恐竜は、地球環境を守るエコロージの意味もあります。ロビーに長さ15?の大水槽を置くなど、お客様に楽しみを今後とも提案していきたい」などと話していた。

 ホテルユニバーサルポートは、USJのオフィシャルホテルとして2005年にオープン。地下1階地上14階で、客室数は600室。


情報提供:トラベルニュース社