今年は日韓観光交流年であることから、関西から韓国への商品造成を促進しようと7月3日、韓国・京畿道、大邱広域市、慶尚北道の3都市から観光関係者が来阪し、大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪で観光説明会を開いた。

　京畿道は歴史・文化素材やモデルコースのほか、2012年に完成予定の昨今の韓流ブームをテーマにしたテーマパーク「韓流Wood」を紹介。大邱広域市はファッション・美容、近郊圏などのツアー、慶尚北道は、世界遺産である新羅文化圏など豊富な文化財をアピールした。

　説明会は、7月5日の神戸での観光ＰＲイベント「コリアンフェスタ」に先立ち開催。在阪の旅行、航空会社など約100人が出席した。

　韓国観光公社（KTO）大阪支社の金奉起支社長はあいさつで、「観光交流年である今年は一層交流を深めるチャンス。韓国旅行の促進には、充実した情報提供が必要で、この場を設けた。韓国旅行の裾野を広がるきっかけになれば」と話していた。


情報提供：トラベルニュース社