APTECが観光論文を募集 1席に50万円

 アジア太平洋観光交流センター(APTEC、野村明雄会長=大阪商工会議所会頭)は7月1日、第14回「観光に関する研究論文」の募集を開始した。論文の課題は、「観光振興や観光交流に対する提言」。特定の問題に焦点を当てた研究や具体例も歓迎する。1席1編に50万円、2席2編に30万円、3席4編に10万円が、それぞれ研究助成金として贈呈される。

 所属、国籍など応募資格は問わない。

 論文は、縦A4判に横書きで40字×40行のワープロ原稿で10−15枚以内。要約1枚を付け提出する。締め切りは9月30日。発表は11月下旬。

 前回は1席に「北前船をテーマとした広域観光に関する基礎的検討 北前船関連資源の全国調査と中心として」が選ばれている。

 同センターは国交省所管の財団法人で、世界観光機関(UNWTO)アジア太平洋センターの活動支援や、アジア太平洋諸国との観光交流促進に関する国際会議、セミナーなどの事業を行っている。


情報提供:トラベルニュース社