シャングリ・ラ東京、名称由来の小説「失われた地平線」を全客室に

  • 2008年6月28日
 シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツは、1933年に発表された伝奇小説「失われた地平線」の日本語版を復刻し、2009年3月にオープンを予定しているシャングリ・ラ・ホテル東京の全客室内に置く。「失われた地平線」はジェームズ・ヒルトン著で、原題は「Lost Horizon」。ジャングリ・ラ・ホテルのブランド名は、この小説の舞台となっている理想郷のシャングリ・ラに由来している。

 この小説は1933年に出版後、1934年に英文学を対象とするホーソンデン賞を受賞。日本語版は1959年に新潮社から刊行され、1994年に重版されたが、1997年に絶版となった。また、ハリウッドで映画化もされている。