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神戸経済同友会、神戸港活性化に向けた提言に基づくテストクルーズを実施

  • 2008年7月3日
 神戸経済同友会は昨年3月、神戸港を瀬戸内海クルーズの母港、あるいは世界を代表する「交流のみなと」にするための提言をまとめた。物流の港として世界でもトップレベルであった神戸港は、阪神淡路大震災により機能が停止、貨物取扱量が減少した。近年、港としての機能が回復し、貨物だけでなく客船の就航により、さらなる活性化をめざす。

 神戸経済同友会事務局長の後藤和夫氏は、「日本だけでなく海外の客船が就航すれば、人的交流、さらに文化交流にもつながる」とし、実際に民間事業者による神戸港発着の瀬戸内クルーズの定期運航の開始を提言から5年以内に実現することが目標だ。さらに、将来的に「レール&クルーズ」や「フライ&クルーズ」など、便数やバリエーションの拡大を図り、世界中の人々が交流する「交流のみなと」へと発展させる考えだ。この提言に基づく初めてのクルーズが7月16日、「せとうち・感動体験クルーズ」として実施する。既に450人が集まり満席で、瀬戸田・高松に寄港する神戸港発着の2泊3日の体験クルーズとなっている。後藤氏は今回のテストクルーズについて、「民間事業者による瀬戸内クルーズの実現に向けた契機になってほしい」と期待を示した。

 また、テストクルーズにあわせて神戸市港務艇「おおわだ2」が、出港見送りクルーズを実施、参加者の応募を開始する。募集人員は30組60名で、参加費は無料、応募者多数の場合は抽選となる。詳細は下記の通り。


▽「おおわだ2」出発見送りクルーズ
日時:7月16日 午前11時〜午後12時
発着場所:中突堤 ポートタワー西側
申込方法:官製往復はがきに2名1組として参加者全員の住所、氏名、年齢、電話番号を明記して送付
申込先:〒650−8570 神戸市みなと総局振興課「おおわだ2見送りクルーズ」係
締切:7月7日消印有効
発表:応募者全員に返信用はがきで通知