リーディングホテルズ、好奇心旺盛な日本人向けに新デスティネーション情報を提供

  • 2008年6月11日
 ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド日本支社長のベティー・オザキ氏は6月10日に開催したワークショップで、「歴史あるホテルも新しいホテルもその国や地方ならではの体験ができることが魅力」とし、「(ホテルのある)各国の文化を活かしたセールスを展開する」と話した。さらに、「デスティネーションの知識を持って紹介しなければホテルの販売にはつながらない」として、「ホテル情報とデスティネーションの情報を併せて持ち帰ってもらうことが大切」と述べ、今回来日した24社の現地サプライヤーについて、「直接会うことでVIPに対するケアや現地でのサポートも頼みやすくなる」とワークショップのねらいを語った。

 また、現在の市場環境について、「日本だけでなくアメリカの景気も悪く、燃油も高騰しているので全体的にいい状況ではない」としつつ、「日本人は好奇心旺盛で、30年、40年前と比べて活動的な人が増えている」ととらえ、消費者向けに新たなデスティネーションの紹介などを実施している。最近では、新たなデスティネーションとしてプラハやサンクトペテルブルグのほかクロアチアなどの問い合わせが多いという。今後もザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールドでは、業界向けにセミナーやワークショップの開催を実施する。