JTB西日本は6月9日から、夏に運航する「第3回飛行船遊覧クルーズ」の販売を開始する。内容は東京周遊のコースで、所要時間約1時間30分のデイフライト、トワイライトフライト、ナイトフライトと、遊覧船では世界初めてとなる花火鑑賞コースのプレミアムナイトフライトの4コースを設定。花火コースでは7月24日の足立の花火大会、26日の隅田川花火大会、8月2日のいたばし花火大会と戸田橋花火大会、7日の神宮外苑花火大会を鑑賞する予定で、約1時間45分の飛行中に約20分ほど鑑賞することができる。定員は各便8名で、プレミアムナイトフライトは全便21万円。このほか、デイフライトやナイトフライトなどは曜日などによって異なり、料金は14万8000円から16万8000円。設定日は7月24日から8月31日までの特定日27日を設けた。

　第1回目の東京周遊コースでは家族での参加が多く、第2回目の関西周遊コースでは、東京周遊コースのリピーターが27名おり、60歳以上が約40％を占めてほぼ完売。中国やアジアを中心とした訪日外国人向けにも販売している。第1回と第2回のコースで集客した数は、日本人と外国人あわせて1000名以上。第3回のコースもこれまでの参加者からの問い合わせが多く入っており、設定した848席の完売をめざすという。JTB西日本では今後、9月6日から東京周遊コース、11月21日から関西周遊コース、12月14日からは再度東京周遊コースを計画している。


▽JTB西日本　飛行船遊覧クルーズデスクウェブサイト
http://www.nac-airship.com/cruise3/