ビジネスパーソンの8割が睡眠に悩み、傾向には男女差−IHG・ANA調査

  • 2008年6月5日
 寝つきが悪い、眠りが浅い、寝起きが悪いなど、現代のビジネスパーソンの8割が睡眠に悩みを抱えている――。これは、IHG・ANA・ホテルズグループジャパンが20代から40代の男女ビジネスパーソン1106名に対して実施した、睡眠に関するアンケート結果で出た結果だ。3人に1人はプライベートや出張などの旅行で眠れなかった経験があり、5人のうち3人は旅行中に良く眠れるよう工夫したことはないと答えている。

 一方、「眠れなくなる考えごと」の設問では、男性の43.4%が仕事の悩みであるのに対し、女性は仕事が38.1%、家族に関する悩みが29.3%、お金が27.1%、職場の人間関係が26.4%、恋人や異性への悩みが24.9%など、人間関係を中心に多岐に渡っていた。このほか、睡眠時間にも男女差が出ており、休日の睡眠時間が8時間以上であったのは男性が25.7%、女性が34.3%で、女性は男性よりも週末に「寝だめ」する傾向が見られた。

 IHG・ANA・ホテルズでは、この調査結果を客室の環境やサービス内容などに反映する考えで、今後も消費者の日常生活の悩みやニーズを研究、サービス改善と開発を進めていく。