大韓航空のLCC、7月に初便を運航へ−金浦/済州線から拡大めざす
大韓航空(KE)の格安航空会社(LCC)のエアコリアは、7月に初便の運航を開始する。路線はソウル(金浦)/済州線で、ボーイング737-800型機、総座席数189席の機材を活用する。それ以外に、釜山線を運航する計画で、今年中にB737-800型機をさらに2機、来年にはエアバスA300-600型機、総座席数292席を2機、加える計画だ。昨年11月の発表では、国際線では東京を除く日本、タイ、マレーシアなどオープンスカイを採用し、就航の障壁が低い地域への乗り入れを計画している。
コリアエアでは社員採用も進めており、6月初旬までに70名を採用する計画で、就航を予定する済州、釜山に事務所を確保し、運航に向けて準備を進めている。旅客の搭乗に関しては、チェックイン時間の削減のため、個々の搭乗客に対して座席番号は指定せず、客室内を3つのゾーンに分け、空港への到着順に案内する方式を採用する。
販売方法は、全て6月中旬に稼動する予定のインターネットで完結する予約販売を行い、コールセンターを確保しないことで、運営コストの削減を図る。その一方で、安全面については、機体整備などKEにアウトソースする計画で、メリハリをつけたコスト構造とし、「通常のローコストキャリアではなく、オペレーションに必要な本質の部分はプレミアレベル」の航空会社をめざすという。
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