ニューヨーク市観光局（NYCC）によると、5月28日から6月1日まで、グリニッチ・ビレッジのワシントン・スクエアを中心に、市内の15会場で第1回世界科学フェスティバルが開催されるという。これは、ブランアン・グリーンとトレイシー・デイが共同で設立したサイエンス・フェスティバル財団が発案したもので、科学的な発見や発明が現代の生活にどのように影響しているのかを、40以上のユニークなイベントを通して伝える。一流の研究者やノーベル賞受賞者のほか、アーティストや映画制作者も参加する。

　イベントでは、メトロポリタン美術館で視覚と脳の関係についてオリバー・サックスとロバート・クルウィッチが対談するほか、グッゲンハイム美術館では、振付師のキャロル・アーミテージによるダンス・パフォーマンスが上演される。このほか、ウォルトディズニー・イマジニアリングの技術者がロボット工学やバーチャルリアリティ、人工知能について論理的な基礎を探究したり、ニューヨークの高校生がノーベル賞受賞者や世界的に有名な科学者にインタビューする対話形式のイベントも実施されるという。また、同イベントは今後、毎年開催される予定だ。イベントのチケット販売は下記ウェブサイトを参照すること。


▽世界科学フェスティバル
www.worldsciencefestival.com