マレーシア航空（MH）は先ごろ、クアラルンプール／シェムリアップ線の運航をこれまでの週3便から4便へと増便した。同路線は従来、クアラルンプール発、シェムリアップ経由、プノンペン着の経由便で月曜日、木曜日、土曜日に運航していた。夏期スケジュールでは新たに火曜日を設定し、計4便となるうちの2便をクアラルンプール発、プノンペン経由シェムリアップ行きへ変更した。使用機材はこれまでと同じボーイング737−400型機で、ビジネスクラスが16席、エコノミークラスが128席の144席となる。

　増便にともなう経由地の変更について、MHはマレーシアとカンボジアの二国間の需要が日本市場に限らず世界的に伸びており、経路を増やすことによる利便性の向上を理由にあげている。シェムリアップはアンコールワットへのアクセス地として、ヨーロッパやオーストラリアからの需要が増えているという。MHでは、2月1日からクアラルンプール／ジョグジャカルタ線を就航。先ごろには、FAMツアーを実施し、シェムリアップとジョグジャカルタの両路線において、日本市場への認知と送客を図りたいとしている。


▽MH、クアラルンプール／シェムリアップ線スケジュール
・月、木
MH764便　KUL　11時00分発／REP　12時05分着
MH765便　REP　13時00分発／PNH　13時45分着
MH765便　PNH　14時35分発／KUL　17時25分着
・火、土
MH762便　KUL　11時10分発／PNH　12時00分着
MH762便　PNH　13時00分発／REP　13時45分着
MH763便　REP　14時40分発／KUL　17時45分着