KNT、旅の文化研究フォーラムを開催、参加者募集

  • 2008年3月22日
 近畿日本ツーリスト(KNT)の文化事業部門である旅の文化研究所は4月5日、「旅の文化研究フォーラム」を開催する。旅の文化研究所は毎年、「移動・旅・観光に関する諸問題をテーマとした独創的な研究」を主要事業の一つである「公募研究プロジェクト」として実施。採択された研究者には研究費を助成しており、今回のフォーラムでは、第一部で平成19年度に採択された公募研究プロジェクトの成果と、今年度に採択した「第15回公募研究プロジェクト」4件も発表する。また、第2部ではシンポジウム「外国人が見た幕末・明治」として、日本学術振興会特別研究員の厚香苗氏や東京藝術大学非常勤講師の加原奈穂子氏らが登壇するパネルディスカッションも開催する。

 このほか、旅の体験を作品として広く社会に紹介したり、活動を通じて旅の文化の質的向上に貢献した個人や団体を表彰する「旅の文化賞」に、民族写真家の芳賀英雄氏を選出。表彰式のほか、芳賀氏による記念講演も開催する。

 KNTでは同フォーラムの参加者を募集している。参加は無料だが、事前申込が必要。概要、および問合せ先は下記の通り。

▽旅の文化研究フォーラム
日時:4月5日 午前10時〜午後5時
会場:ホテルメトロポリタン エドモント
問合せ先:旅の文化研究所 担当/中里
     TEL:03-3863-3181、FAX:03-3863-3185

▽平成19年度の公募研究プロジェクト内容
http://www.tabinobunka.com/
 ※トップページの「第14回(平成19年度)公募研究プロジェクト決定」内に掲載