ワタベウェディングはこのほど、サービス産業生産性協議会による「第2回ハイ・サービス日本300選」を受賞した。これは、サービス産業の新たな価値の創造、生産性向上に取組む企業を3年間で300社を選出するもの。今回はワタベウェディングを含め、全27社が表彰されたという。

　ワタベウェディングは国内で展開するビジネスノウハウを、海外ウェディング市場に展開した独自の手法がベストプラクティスとして評価された。ワタベウェディングは1993年、上海にドレス工場を設置し、そこで得た経営知識を現地のウェディングサービス事業の進出に適応し、経済発展による所得増加がみこまれているアジア地域で拡大してきた。昨年オープンした香港の店舗では、香港から日本、オーストラリア、ハワイなどへの送客を手がけており、今後、同様のビジネスモデルをアジア各地で展開していく予定だ。

写真提供：ワタベウェディング、表彰状を授与されるワタベウェディング代表取締役の渡部夫氏（右）